ニコマコス倫理学

ニコマコス倫理学

Aristotle

ちゅうきゅう9 chapters · 18 levels

「最高善」としての幸福を追求する本書は、単なる倫理の理論に留まらず、より良く生きるための実践的な知恵を授けてくれます。感情や行動の「中庸」を見極める力を養うことで、複雑な現代社会においても迷わず自分らしい卓越性を発揮し、充実した人生を築くための揺るぎない指針が得られるはずです。

1

しあわせの もくてきを さぐる

にんげんの おこなう すべての ことには もくてきが あります。 その なかで いちばん よい ものとは なにかを かんがえます。

さいこうの ぜんと しあわせ

にんげんの はたらき

2

よい せいかくを つくる

とく(アレテー)は うまれつきのものではなく、 ひびの しゅうかんによって みにつく ものだと せつめいします。

しゅうかんの ちから

ちゅうようの おしえ

3

みずからの いしで えらぶ

じぶんの いしで おこなう ことと、 そうでない ことの ちがいを あきらかにし、 せきにんに ついて はなします。

じはつてきな おこない

ゆうきと せっせい

4

しゃかいの なかの ふるまい

おかねや めいよ、 ひととの つきあいにおける よい ふるまいとは なにかを しめします。

きまえの よさと ほこり

おだやかさと れいぎ

5

せいぎの しんずい

ひとびとの あいだの こうへいさや、 ほうりつが まもるべき ただしい ありかたを ぶんせきします。

くばりかたの せいぎ

ただす せいぎと おもいやり

6

かしこい はんだんりょく

ただしい おこないを えらぶために ひつような、 ちてきな のうりょくに ついて ときあかします。

しりょ(フロネーシス)

ちえと はんだん

7

よわさと かいらく

わかっていても やめられない こころの よわさと、 よろこびの しょうたいを さぐります。

じせいの なさ(アクラシア)

よろこびの やくわり

8

ともだちと いう たからもの

にんげんにとって ゆうあいが なぜ ひつようなのか、 その しゅるいと かたちを ときます。

みっつの ゆうあい

じぶんを あいすること

9

さいこうの しあわせへ

さいごに、 にんげんが たどりつく さいこうの しあわせと かんそうの せいかつを かたります。

ほんとうの よろこび

かんそう(テオーリア)

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