
ニコマコス倫理学
Aristotle
「最高善」としての幸福を追求する本書は、単なる倫理の理論に留まらず、より良く生きるための実践的な知恵を授けてくれます。感情や行動の「中庸」を見極める力を養うことで、複雑な現代社会においても迷わず自分らしい卓越性を発揮し、充実した人生を築くための揺るぎない指針が得られるはずです。
しあわせの もくてきを さぐる
にんげんの おこなう すべての ことには もくてきが あります。 その なかで いちばん よい ものとは なにかを かんがえます。
さいこうの ぜんと しあわせ
にんげんの はたらき
よい せいかくを つくる
とく(アレテー)は うまれつきのものではなく、 ひびの しゅうかんによって みにつく ものだと せつめいします。
しゅうかんの ちから
ちゅうようの おしえ
みずからの いしで えらぶ
じぶんの いしで おこなう ことと、 そうでない ことの ちがいを あきらかにし、 せきにんに ついて はなします。
じはつてきな おこない
ゆうきと せっせい
しゃかいの なかの ふるまい
おかねや めいよ、 ひととの つきあいにおける よい ふるまいとは なにかを しめします。
きまえの よさと ほこり
おだやかさと れいぎ
せいぎの しんずい
ひとびとの あいだの こうへいさや、 ほうりつが まもるべき ただしい ありかたを ぶんせきします。
くばりかたの せいぎ
ただす せいぎと おもいやり
かしこい はんだんりょく
ただしい おこないを えらぶために ひつような、 ちてきな のうりょくに ついて ときあかします。
しりょ(フロネーシス)
ちえと はんだん
よわさと かいらく
わかっていても やめられない こころの よわさと、 よろこびの しょうたいを さぐります。
じせいの なさ(アクラシア)
よろこびの やくわり
ともだちと いう たからもの
にんげんにとって ゆうあいが なぜ ひつようなのか、 その しゅるいと かたちを ときます。
みっつの ゆうあい
じぶんを あいすること
さいこうの しあわせへ
さいごに、 にんげんが たどりつく さいこうの しあわせと かんそうの せいかつを かたります。
ほんとうの よろこび
かんそう(テオーリア)
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